「AIに仕事が奪われる」 この言葉、昨年あたりから耳に入ってくるようになりました。 AIエージェントが日本でもブレイクしだした2月頃からは、 本当に頻繁に見聞きします。 AIエージェントの導入が遅かった当社でも、 粛々と実装が進んで います。 そして、AIエージェントが動くことによって、 見える化・測れる化も一緒に進んで いきました。 そこで痛感したことがあります。 ムダな作業、非効率な作業が、 いかに多かったか、ということ です。 仕事を任せることが、 そのままブラックボックス化を推進していました。 私のマネジメントの過ち です。 さて、「AIに仕事が奪われる」という表現は、 もっぱら職業のカテゴリーで語られています。 その中には、事務職もあります。 現状で感じているのは、こういうことです。 ムダな作業や非効率な作業に従事する事務職は、確かに不要になる。 けれども、AIの方がいい領域があるのと同じように、 人の方がいい領域も、きっちりとある。 奪われているのは職業ではなくて、 これまで誰も測れなかった「ムダな作業」の方なのだと思います。 当社のAIエージェントは、Claude CodeとCodexを使用しています。 7月時点ではClaude Codeのみでしたが、 Codexも動かすようになってから改善のスピードが加速しました。 8月は、毎日のようにシステム改善を行っている状況です。 その急速な変化には、スタッフも対応しなければなりません。 これまでの働き方のパターンが壊れていくので、 大変だと思います。 だからこそ、任せきりにしないこと。 見えるようにしておくこと。 そして、人の方がいい領域を、人に残しておくこと。 そこは私の仕事だと思っています。 明後日から9月です。 9月も、変化(進化)のスピードは さらに速くなる見込みです。
当社は、 昭和51年1月26日に株式会社として設立 しました。 おかげさまで、今年で50年になります。 始まりは、 水道工事店 でした。 ハウスメーカーの下請けとして、戸建住宅やアパートの給排水設備工事。 そして下水道の普及にともなう、トイレの水洗改良工事。 汲み取り便所から水洗便所へ、という工事を一般のご家庭向けに営んでいました。 やがて 脱下請け として、住宅リフォーム工事へシフトします。 当初は水廻りのリフォームでしたが、 屋根外壁の塗装、そして耐震リフォームも手掛けるようになりました。 一級建築士事務所に登録してからは、 家全体をまるごと直す、今で言うリノベーションを行いはじめ、 新築も手掛けるようになりました。 さらに不動産事業も。 火災保険の代理店もしています。 常に変化し続けてきたのですが、 変わらないのは、住宅専門 ということです。 そして最近は、相続のご相談を受けて、 コンサルティングもするようになりました。 相続のご相談 は、 お客さんのご家庭の状況をお聴きすることになります。 住宅リフォームやメンテナンスなどで長くお付き合いしてきたお客さんの場合には、 ご家庭のことを話すことへの抵抗感が、少なくなるようです。 相続のご相談が増えているのは、 ご自宅やご実家などの不動産が絡むからです。 次のグラフは、国税庁の相続税の申告実績をもとに作成したものです。 土地が30.2%、家屋が5.1%。 合計すると 35.1% になります。 家屋の割合が低いのは、家屋に価値がないということではなくて、 相続時の建物の大半が、築年数の経過によって 評価が下限の水準まで下がっているからです。 大抵の場合は、建物付きの土地についての相続対策になります。 ですから、建築士事務所としての観点、不動産業者としての観点、 そしてFP事務所としての観点。 この3つの観点から検討することが、重要になってきます。 次のグラフは、最高裁判所「司法統計年報」より、 家庭裁判所における遺産分割事件の認容・調停成立件数をもとに作成したものです。 遺産価額が5,000万円以下のものが77.6%。 4分の3以上を占めています。 「うちは財産がないから・・・」 とお考えの方がいらっしゃいます。 けれども 争族に発展する ...