先日、知人から実家のリフォームについての 相談がありました。 実家は他県であり、当社の営業エリア外です。 お風呂、キッチン、トイレなど水廻り全体と 玄関と窓という大規模リフォームを行うとのこと。 既に業者さんと話が進んでおり、 後戻り出来ない状況なのだけれども 補助金が対象にならないと聞いて 相談したいとの話でした。 現状の建物状況と具体的なプランとかを 見た訳ではないので抽象的な内容について の相談への対応になりました。 補助金が欲しいのか その業者さんのリフォーム工事が大丈夫なのか ご本人の相談したい内容は何なのかを 確認していくと今回のリフォームで 補助金がいくら貰えるのかを知りたかった だけの様子でした。 それも簡単に答えを貰えるものと思って いたようです。 そして知人なのだから無料でということです。 気持ちは分からない訳でもないのですが、 他社と契約になっている案件で そして具体的な情報が何一つない中で 求められている回答を出すことは ちょっと無理があります。 話を聞いている限りにおいては、 どうやらその業者さんはあえて補助金が 対象にならないリフォームにしている印象です。 手続きのことや、補助金対象になる 工事をきちんと行うことなどが 面倒だからだと推察されます。 補助金は、完了報告を提出して審査を受けて 合格しなれば交付されません。 一般的な工務店やリフォーム店ならば 十分に対応できるレベルです。 しかし、それでも不合格になる場合も あるのです。その場合には、補助金は 交付されません。 そのようなリスクもあるので 補助金を活用したリフォーム工事を 行わないという業者もいるので、 その業者さんも同様かと思いました。 昔から行っている慣れた施工方法で リフォーム工事をした方が職人さんも 嫌がらないし、ミスする確率も低くなります。 手慣れたパターンでやりたいのでしょう。 それに工事範囲は、メーカー製品を用いた リプレイスになっているため、見た目は 新しい設備機器や住宅建材で納まります。 お風呂リフォームと言っても業者によって リプレイス主体になるのと住宅性能の向上が 入ったリノベーション主体になるのとの 違いがあります。 仕上がってしまえば見た目の違いが なかなか分からないため、業者側としては あえて大変で面倒、そして消費者の理解を 得るのが難しい後者を嫌が...