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7月, 2023の投稿を表示しています

あえて補助金対象にしないリフォームを

先日、知人から実家のリフォームについての 相談がありました。 実家は他県であり、当社の営業エリア外です。 お風呂、キッチン、トイレなど水廻り全体と 玄関と窓という大規模リフォームを行うとのこと。 既に業者さんと話が進んでおり、 後戻り出来ない状況なのだけれども 補助金が対象にならないと聞いて 相談したいとの話でした。 現状の建物状況と具体的なプランとかを 見た訳ではないので抽象的な内容について の相談への対応になりました。 補助金が欲しいのか その業者さんのリフォーム工事が大丈夫なのか ご本人の相談したい内容は何なのかを 確認していくと今回のリフォームで 補助金がいくら貰えるのかを知りたかった だけの様子でした。 それも簡単に答えを貰えるものと思って いたようです。 そして知人なのだから無料でということです。 気持ちは分からない訳でもないのですが、 他社と契約になっている案件で そして具体的な情報が何一つない中で 求められている回答を出すことは ちょっと無理があります。 話を聞いている限りにおいては、 どうやらその業者さんはあえて補助金が 対象にならないリフォームにしている印象です。 手続きのことや、補助金対象になる 工事をきちんと行うことなどが 面倒だからだと推察されます。 補助金は、完了報告を提出して審査を受けて 合格しなれば交付されません。 一般的な工務店やリフォーム店ならば 十分に対応できるレベルです。 しかし、それでも不合格になる場合も あるのです。その場合には、補助金は 交付されません。 そのようなリスクもあるので 補助金を活用したリフォーム工事を 行わないという業者もいるので、 その業者さんも同様かと思いました。 昔から行っている慣れた施工方法で リフォーム工事をした方が職人さんも 嫌がらないし、ミスする確率も低くなります。 手慣れたパターンでやりたいのでしょう。 それに工事範囲は、メーカー製品を用いた リプレイスになっているため、見た目は 新しい設備機器や住宅建材で納まります。 お風呂リフォームと言っても業者によって リプレイス主体になるのと住宅性能の向上が 入ったリノベーション主体になるのとの 違いがあります。 仕上がってしまえば見た目の違いが なかなか分からないため、業者側としては あえて大変で面倒、そして消費者の理解を 得るのが難しい後者を嫌が...

研修! 研修! 研修!

これまで社員向けの研修には力を 注いできたつもりです。 もうちょっとで創業から39年になる のですが、今年は社員向け研修へ 過去最大の費用と時間をかけています。 昨年11月より定時を18時30分から 17時35分に変えて総労働時間削減に 取り組んでいます。 建設業と運輸業において緩和されていた 労働時間規制、いわゆる2024年問題に 対して期限ギリギリではなく約1年半前 倒しでチャレンジしたからです。 法律上のことでやらなきゃ行けないこと ではありますが、実際にやってみると 経営上において正直かなりきついです。 そのような状況下にあって、更に研修に 時間を費やすという 無謀とも言えなくないことを やっています。 それは建築基準法等の改正や他にも 住宅の新築やリフォームに関わる 法令の施行などがあり、 それについての教育も必要です。 また、DXによる経営改革も必須です。 それに対応するための教育が必要に なってしまいました。 大きな変化をどのように受け止め、 受け容れて自らの成長へと繋げて いくのか。 それらの課題に向けて、ひとつひとつ の課題解決のため、複数の専門的業者 さんに研修を依頼しています。 最も大変なのは、研修を受けさせられる スタッフ達です。 研修の時間ガマンすればよいではなく、 研修により知識を習得すればよいでもなく、 研修により出来るようになることが 求められているからです。 ひと昔前の研修機関(事業者)は、受講者に 知らない情報等を教えることが仕事でしたが、 インターネットの普及そしてChatGPTなど のAIを簡単に使える時代に変わり、 現在の研修機関(事業者)は、受講者が 課題になっていることを出来るようにする のがゴールです。 それには受講者を本気にさせないと 習得には至らないことであり、講師も 本気で受講者にぶつからないといけない 様子です。 今年も折り返していますが、これから先も スタッフ達は研修に次ぐ研修です。

チェックリストがあって今の自分がある

忘れものがおおく 記憶力が低いので そして意志力も低いため 社長業を続ける上で マストにしているのが チェックリストの活用です。 プロジェクトやマーケティングなど についてのタスクは別な方法にて 管理していますが、ルーティンタスク においてはチェックリストが最適です。 基本的な朝昼晩とチェックリストを 見て、終わらせたことにチェックを 入れていきます。 夜もしくは朝には、チェックリストの 未実施についての確認。 かなり出来のよい日もあれば 出来が悪い日もあります。 会議・会合等で拘束時間が長い場合には ルーティンタスクの多くが未実施に なります。 月間で測れるようにし、見えるようにし、 前年同月との比較も行えるので 大変重宝しています。 ところが、使用していた 日本能率協会のBindex「月間活動計画表」 が廃盤になったらしいのです。 かなりショック。 他メーカーで似たようなを探したけれども 今のところ見つけられてません。 困った! チェックリストを見ない日は、 タスクをやらなくなってしまうのです。 何日も使わずにいたら、間違いなく 自分の基準を下げていくのです。 怠惰な自分に戻ってしまわぬよう 早めの対策が必要です。