先日、人間学を学ぶ月刊誌『致知』の2025年6月号を読みました。今回の特集は「読書立国」。普段から読書はするものの、「読書立国」という言葉に、いったいどんな内容が展開されるのだろうと興味津々でページをめくりました。 著名人の読書論に感嘆 特集を読み進めると、各界の著名な方々がそれぞれの読書に関するエピソードや考え方を披露されており、そのどれもが本当に感嘆する内容でした。 ある方は、幼い頃に出会った一冊が人生の転機となったと語り、またある方は、困難な状況を乗り越える上で読書がいかに心の支えになったかを熱く語っていました。単なる知識の習得にとどまらない、読書が人生に与える計り知れない影響力に改めて気づかされました。 特に印象的だったのは、多忙を極める方々が、それでも時間を捻出して読書に親しむ姿勢です。読書を単なる趣味ではなく、自己成長や問題解決のための重要な営みと捉えていることがひしひしと伝わってきて、自分自身の読書に対する姿勢を深く見つめ直すきっかけにもなりました。 知らなかった本との出会い そして、特集の中で紹介されている書籍の数々にも目を奪われました。正直なところ、私がこれまで読んだことのある本はごく一部で、知らない本が本当にたくさんありました。 古典から最新のビジネス書、はたまた専門性の高い研究書まで、多岐にわたるジャンルの本が紹介されており、著名な方々の知見の広さにも驚かされます。同時に、「こんなにも素晴らしい本が世の中にはあるのか」という発見と、「まだ読んでいない本がたくさんある!」という喜びがこみ上げてきました。 「読書立国」が意味するもの 今回の『致知』の特集を通して、「読書立国」という言葉が単に「たくさん本を読む国」という意味ではないことを深く理解しました。読書を通じて個々人が深く思考し、多様な価値観に触れ、人間性を高めていくこと。そして、その積み重ねが社会全体の知性や文化を豊かにし、未来を創造していく力になるのだと強く感じました。 私も今回の特集で紹介されていた本の中から、何冊か読んでみようと心に決めました。読書は、新たな世界への扉を開き、私たちをより豊かな人間へと導いてくれる素晴らしい営みですね。 皆さんは最近、どんな本を読みましたか? もしおすすめの本があれば、ぜひ教えてください! 最近、読了したのは 地元出身の作家 伊坂幸太郎氏の ...