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4月, 2025の投稿を表示しています

もう勉強いや!

子どもの話ではありません。 自分のことです。 住宅関係の仕事をしていると 次から次へと新しい法令や改正法令が施行され、 その内容を理解し、対応するため 業務フローを変更しなければなりません。 時間と費用がかかります。 スタッフに周知し、法令遵守するよう 指導もしなければなりません。 新築業者 不動産業者 リフォーム業者 いずれも同様な状況にあります。 特にやっかいなのが 石綿含有建材事前調査 エアコンの交換ですら、 状況によって有資格者が調査しなければ 法令違反になります。 場合によっては刑事罰もあります。 お客さんから 「エアコンの交換なのに そんな調査が必要なの?」 と驚かれる状況に・・・。 外壁を削ったりする場合 屋根を剥がす場合 ユニットバスを解体する場合 塗装で高圧洗浄する場合 様々な行為にて石綿(アスベスト)が飛散する かもしれないため、調査が必要になりました。

建築物の構造関係技術基準解説書2025版改訂

建築基準法の大改正がこの4月1日に施行されました。 その大改正に伴い建築物の構造関係技術基準解説書が 改訂されました。2020年以来のことです。 従来の一般的に行われていた 木造住宅の新築工事やリフォーム工事において 従来通りでは法令違反になる場合もあるため、 慎重に対応していく必要があります。 特にリフォーム工事においては、 リフォームしたことにより違反建築物にしてしまう 可能性もあります。 知らなかったでは済まされないことであり、 お客さんへ法令遵守でのリフォーム工事についての 説明責任と共にご理解ご納得いただく努力も必要です。 長年、住宅リフォーム工事を営んでいますが、 中には屋根外壁塗装工事の際に 「よそでは足場なしで出来るって言ってたわよ。 だから足場代を減らして安くしなさい」 みたいな注文を付けられたことが何度かあります。 さすがにそのような理不尽な要求を受けた場合には、 足場の必要性についてご説明をした上で ご理解を頂けなければお断りしています。 このような事例は特異的なケースですが、 様々な法令が施行されているおとから、 ご説明をしなければならないことが多くなっており、 お客さんの立場としては 難しい用語が入る法令遵守に関わる説明を じっと聞かなければならないのも大変かと思います。 昔のように信頼関係だけで済んだ時代が懐かしく思えて、 法令を覚え、法令遵守を徹底しなければならない スタッフ達も大変だなぁと思う所です。