建築基準法の大改正がこの4月1日に施行されました。
その大改正に伴い建築物の構造関係技術基準解説書が
改訂されました。2020年以来のことです。
従来の一般的に行われていた
木造住宅の新築工事やリフォーム工事において
従来通りでは法令違反になる場合もあるため、
慎重に対応していく必要があります。
特にリフォーム工事においては、
リフォームしたことにより違反建築物にしてしまう
可能性もあります。
知らなかったでは済まされないことであり、
お客さんへ法令遵守でのリフォーム工事についての
説明責任と共にご理解ご納得いただく努力も必要です。
長年、住宅リフォーム工事を営んでいますが、
中には屋根外壁塗装工事の際に
「よそでは足場なしで出来るって言ってたわよ。
だから足場代を減らして安くしなさい」
みたいな注文を付けられたことが何度かあります。
さすがにそのような理不尽な要求を受けた場合には、
足場の必要性についてご説明をした上で
ご理解を頂けなければお断りしています。
このような事例は特異的なケースですが、
様々な法令が施行されているおとから、
ご説明をしなければならないことが多くなっており、
お客さんの立場としては
難しい用語が入る法令遵守に関わる説明を
じっと聞かなければならないのも大変かと思います。
昔のように信頼関係だけで済んだ時代が懐かしく思えて、
法令を覚え、法令遵守を徹底しなければならない
スタッフ達も大変だなぁと思う所です。
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