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「うちは財産がないから」ほど、気をつけたいのです

当社は、 昭和51年1月26日に株式会社として設立 しました。 おかげさまで、今年で50年になります。 始まりは、 水道工事店 でした。 ハウスメーカーの下請けとして、戸建住宅やアパートの給排水設備工事。 そして下水道の普及にともなう、トイレの水洗改良工事。 汲み取り便所から水洗便所へ、という工事を一般のご家庭向けに営んでいました。 やがて 脱下請け として、住宅リフォーム工事へシフトします。 当初は水廻りのリフォームでしたが、 屋根外壁の塗装、そして耐震リフォームも手掛けるようになりました。 一級建築士事務所に登録してからは、 家全体をまるごと直す、今で言うリノベーションを行いはじめ、 新築も手掛けるようになりました。 さらに不動産事業も。 火災保険の代理店もしています。 常に変化し続けてきたのですが、 変わらないのは、住宅専門 ということです。 そして最近は、相続のご相談を受けて、 コンサルティングもするようになりました。 相続のご相談 は、 お客さんのご家庭の状況をお聴きすることになります。 住宅リフォームやメンテナンスなどで長くお付き合いしてきたお客さんの場合には、 ご家庭のことを話すことへの抵抗感が、少なくなるようです。 相続のご相談が増えているのは、 ご自宅やご実家などの不動産が絡むからです。 次のグラフは、国税庁の相続税の申告実績をもとに作成したものです。 土地が30.2%、家屋が5.1%。 合計すると 35.1% になります。 家屋の割合が低いのは、家屋に価値がないということではなくて、 相続時の建物の大半が、築年数の経過によって 評価が下限の水準まで下がっているからです。 大抵の場合は、建物付きの土地についての相続対策になります。 ですから、建築士事務所としての観点、不動産業者としての観点、 そしてFP事務所としての観点。 この3つの観点から検討することが、重要になってきます。 次のグラフは、最高裁判所「司法統計年報」より、 家庭裁判所における遺産分割事件の認容・調停成立件数をもとに作成したものです。 遺産価額が5,000万円以下のものが77.6%。 4分の3以上を占めています。 「うちは財産がないから・・・」 とお考えの方がいらっしゃいます。 けれども 争族に発展する ...

お盆休みは、のんびり読書のはずが

この夏は、ここ数年の猛暑と違って過ごしやすく感じています。 雨が多いかなとも思いますが、子供の頃もそうだったし、 気温もこんな感じでした。 夏休みの宿題で絵日記がありましたが、 気温30℃以上を書くことなど、数日あるかないかだったと記憶しています。 そして気温が低く、雨が多かったせいなのか、 やたら蚊に刺されまくっています。 耳元に『ぷぅ〜ん』と聞こえただけで、もう痒くなってきます。 さて、お盆期間中は、次女が帰仙してくれました。 三女は、北海道にて合宿中。 12連勤で睡眠4〜5時間という中、頑張っている様子。 四女は、東京にて仕事。 長女は、次女に合わせて家に来ていました。 孫たちはすっかりパワーアップしていて、 仕事をしているのに、代わる代わる邪魔しに来てくれました。 ほんの僅かな時間ですが、 家族がある(いる)ことが、ありがたいことだと思いました。 『お盆休みは、のんびりと読書』 に憧れているのですが、 なかなか実現できていません。 まあ、それだけ家族に構ってもらえているということなのでしょう。 本を読む時間より、そちらのほうが、きっと贅沢な時間なのだと思います。

瓦屋根が危ないのではありません

本日午前2時57分頃、岩手県沖を震源とする最大震度4の地震が発生したとのことです。 気象庁によると、マグニチュード5.6。 7月28日に熊本で発生した最大震度7の大地震は、マグニチュード7.1でした。 この間、マグニチュード4以上の地震が30回以上も発生しています。 宮城県沖でも起きています。 熊本地震の被害について、少しずつ分かってきました。 テレビで、瓦屋根の住宅の倒壊について専門家の解説を見ました。 屋根が重たいことの影響を解説しているのですが、 アナウンサーの質問が「瓦屋根は危険だ」という方向へ 誘導しているような印象を受けました。 専門家が時間を気にせず自由に解説できる場ではないこともあってか、 どうしても瓦屋根そのものが問題であるかのように伝わってしまうのでは。 そう思いながら見ていました。 そもそも、どのような構造計算にもとづいて設計し、建てたのか。 そこがポイントなのです。 瓦屋根であろうが、金属屋根であろうが、 屋根材の重さそのものが問題なのではありません。 揺れたときの荷重に耐えられるように設計し、施工しているかどうかです。 同じことが、太陽光発電パネルにも言えます。 太陽光発電パネルは、1枚あたり15kgから25kgの重さがあります。 メーカーや発電量などによって重さは異なります。 同じ面積あたりで比べれば瓦屋根より軽いとは言え、 構造耐力上、その屋根に載せても大丈夫なのか。 そこをあまり検討されないまま設置されているお客さんが、 どうも多いような印象です。 瓦屋根や太陽光発電パネルについて書いてきましたが、 建築物や工作物は、完成した直後から劣化がはじまっています。 これは避けられません。 ただ、劣化のスピードを遅くするためのメンテナンスをしている建築物・工作物と、 そうではないものとでは、年数を重ねるほどにまったく違う状態になります。 メンテナンスの必要性については、身体だって同じですよね。 大事なのは、ご自宅の劣化状態と耐震性について、 現在時点の状況をきちんと把握しておくことです。 地震のニュースが続くこんな時期だからこそ、 一度ご自宅を見つめ直してみませんか。 安全安心な生活を維持するために、 どうぞお気軽にご相談ください。 LINEなら簡単です。 https:...

ちょっとだけ善人ぶってみた、帰りの新幹線

国土交通大臣登録住宅リフォーム事業者団体 一般社団法人ベターライフリフォーム協会 東京地域会 において、 「生成AIとAIエージェントの活用事例」 というテーマで講演するため、 7月31日に東京へ行ってきました。 東京駅に到着し、東北新幹線の改札を出ると、 人、人、人です。 まっすぐ歩くことができません。 よそ見をして歩いている人、スマホを見ながら歩いている人を 避けながら前に進む状態が続きました。 地下鉄丸ノ内線で西新宿駅へ。 外へ出た途端に熱気にさらされ、淀んだ空気に閉口しました。 アスファルトやコンクリートからの反射熱が厳しいのです。 身長の低い子どもは、もっと熱気にさらされているのだろうな。 そんなことを思いながら歩くのですが、 どんどん汗が吹き出てきました。 慣れなのでしょうか。 スーツを着たまま歩いているビジネスマンを見かけると、 凄いなぁと感心してしまいます。 さて、翌日の帰りの新幹線です。 事前に予約を確保していなかったため、 満席表示を見て「しまった」と後悔。 座席を確保するのに、かなりの待ち時間が必要になりました。 やっと確保できたのは、3列シートの真ん中の座席。 座っていたら、幼児を前抱っこした女性が おっきなスーツケースを運びながらやってきました。 窓際の座席です。 いったん通路に出て、通れるようにしました。 女性はスーツケースとデイバッグを脚の前に置いて、 窮屈そうに座りました。 幼児を抱っこしたままなので、これはかなり疲れるだろうな。 そう想像して、 「スーツケースを荷棚に上げましょうか?」 と声をかけました。 ちょっと逡巡した感じがしたのですが、 「かなり重たいのですが、お願いできますか」 と返答がありました。 確かに重たくて、 幼児を抱っこしたままスーツケースの上げ下げは、 かなり無理があると思いました。 「どちらまで行かれますか?」 とお聞きすると、 仙台より先で単身赴任しているご主人に会いに行くのだそうです。 「仙台で降りるので、その時にスーツケースを下ろしますね」 と伝えました。 安心された表情に見えました。 仙台駅到着時に、約束を果たしました。 乗客が多く降車し、乗っていた号車から乗車してくるお客がいなかったので、 座っていた座席は空...

本を読まなくなったのに、読む量は増えている

先日、お昼を食べたあとに「15分だけ仮眠を」と横になりました。 気がついたら、2時過ぎ。 起きたあともしばらくぼーっとしていて、 どうやら熱中症気味だったようです。 それ以来、アルカリイオン水をこまめに飲むようにしています。 皆さまもどうぞご自愛ください。 さて、読書の話です。 年間の目標は200冊。 ところが現在、26冊。 しかも、うち20冊が小説です。 AIを使うようになってから、 ビジネス本をまったくと言っていいほど読まなくなってしまいました。 週に数冊読んでいたのが、ウソのようです。 知りたい情報は、AIの検索やディープリサーチで十分。 新しい情報を捕まえるにも、YouTubeやSNSで十分。 本屋さんへ足を運ぶ回数も、 週2〜3回から、2ヶ月に1回くらいまで減りました。 AIエージェントを使うようになってからは、 さらに読書時間が確保できず、 小説まで先送りになっています。 ――と、ここまで書くと「読まなくなった」話に聞こえますが、 実はそうではないのです。 文字を読む量そのものは、 間違いなく増えています。 AIエージェントに仕事や作業をしてもらうと、 きっちりと報告が上がってきます。 それに、こちらは目を通さなければなりません。 思考や作業はAI。 読んで意思決定をするのが自分。 読んできっちり理解できなければ、 分かるまでAIに質問を重ねる必要があります。 兎に角、読む、読む、読む。 その繰り返しです。 これを長時間続けると、脳が疲労します。 身体を動かしたあとの疲れとは、まったく違う疲労感です。 本の冊数は減った。 けれど、読む力はこれまで以上に問われている。 そんな不思議な時代に入ったのだなと、 しみじみ感じている今日この頃です。 とはいえ、やっぱり紙の本もめくりたい。 この夏こそ、積んだままの小説に手を伸ばそうと思います。 ■ おすすめ動画 相続した実家、売る?貸す?住む?後悔しない判断基準を専門家が解説 https://youtu.be/BG8KFiJmNn4 ■ おすすめ記事 仙台のマンション価格は高すぎる?最新データで相場と買い時を解説 https://www.realestate-sendai.com/column1131/ 仙台市の新築マンション価格はいつ...

親が認知症になると、実家は売れなくなる ―― 知っておきたい「その前」の話

先週、とうとう熱帯夜がありました。 寝る時にエアコンを使うのが苦手でもあるので 我慢しているのですが、寝苦しくて疲れが取れるどころか、 蓄積させてしまったような感じです。 さて、先日、YouTubeに一本の動画をアップしました。 テーマは「親が認知症になったとき、実家は売却できるのか」。 日々の相談のなかで、 いちばん多く、 そしていちばん切実にお聞きするお悩みのひとつです。 今日はそのお話を、少しかみくだいて綴ってみたいと思います。 「実家を売って、施設の費用に」――その一歩が、踏み出せない 「親が認知症になってしまった。実家を売って、施設の費用に充てたい」 そう考えるご家族は、決して少なくありません。 ところが、いざ動こうとすると大きな壁にぶつかります。 親御さんの判断能力が低下してしまうと、 たとえ実の子どもであっても、 実家を勝手に売却することはできないのです。 「家族なんだから、なんとかなるだろう」 ――そう思っていた方ほど、この事実に驚かれます。 判断能力が下がると、暮らしのあちこちで「連鎖」が起きる ご本人の判断能力が下がると、 実は売却だけの問題では済みません。 預貯金の引き出しや定期の解約ができなくなったり、 契約ごとが止まってしまったり。 介護や施設にお金がかかる時期に限って、 肝心のお金や資産が「凍りついた」ように動かせなくなる。 ひとつのつまずきが、次のつまずきを呼ぶ。 そんな連鎖が、暮らしのあちこちで起きてしまうのです。 分かれ道は、「本人の意思確認」ができるかどうか 実家が売れるか売れないか。 その分岐点は、 ずばり「ご本人の意思確認ができるかどうか」にあります。 不動産の売買は、法律上とても重い契約です。 「この家を、この値段で、この人に売ります」 という意思を、ご本人がきちんと示せること。それが大前提になります。 だからこそ、判断能力がしっかりしている「元気なうち」と、 そうでなくなったあとでは、 取れる選択肢の数がまるで違ってくるのです。 「成年後見制度」には、二つの入り口がある 判断能力が低下したあとの受け皿となるのが、 「成年後見制度」です。 ここは少しだけ丁寧に。 成年後見制度には、大きく二つの入り口があります。 法定後見 ―― すでに判断能力が下がってしまったあとに、家庭裁判所に申し立...

買い物ついでに、実家じまいの一歩を——鶴ヶ谷で相続・不動産相談会

昨日、7月11日(土)、宮城野区鶴ヶ谷のavAin(アバイン)にて、 相続・不動産相談会を開催しました。 これまで毎月、桜ヶ丘のブランチ仙台で開いてきた相談会。 おかげさまで好評をいただいており、 このたび鶴ヶ谷団地でも開催する運びとなりました。 「自宅じまい」「実家じまい」——頭の片隅にはあっても、つい後回しにしてしまう。 それが、多くの方に共通する本音ではないでしょうか。 日々の暮らしが優先で、なかなか腰が上がらないものです。 だからこそ、まずは気軽に。 ちょっとした買い物のついでに立ち寄って、話をしてみる。 相続について、少し情報を聞いてみる。 そんな小さな一歩から、 ムダな税金の支払いを避けられたり、 不動産売却で損をせずに新しい生活を手に入れられたり—— そうした方は決して少なくありません。 「相談してよかった」。 その一言をいただけることが、私たちの何よりの励みです。 次回は、7月20日(月)。桜ヶ丘のブランチ仙台にて開催します。 お近くにお越しの際は、どうぞお気軽にお立ち寄りください。

きゅうりとAIエージェントと、この夏の挑戦

めっきり梅雨ですね。 ジメジメした空気のせいなのか、 朝にセットした髪型が、 午後になると寝起きのように爆発しています。 この時期になると、 スーパーに「とうもろこし」や「枝豆」が並び始めます。 夏が苦手な私ですが、この2つだけは別。 毎日食べても飽きないほど好きなのです。 最近は「きゅうり」も沢山並ぶようになりました。 そこで、きゅうりの美味しい食べ方をYouTubeで調べてみたところ、 簡単に作れるレシピが思っていた以上にたくさんあったのです。 これは仕事の気分転換にちょうどいいかも――そう思って、さっそく挑戦してみました。 手軽なのに、十分お酒のアテになる。この夏は色々と試してみようと思います。 さて、この7月、国土交通大臣登録住宅リフォーム事業者団体である 一般社団法人ベターライフリフォーム協会の東京地域会にて、 当社のAI活用について講演させていただくことになりました。 去年までは「生成AI」一色でしたが、 今年に入ってからは「AIエージェント」の話題が氾濫しています。 当社でもAIエージェントを導入すべく、 私自身、日夜格闘している最中です。 ところが、分かれば分かるほど、分からないことが増えてくる。 やらなければならないことも、どんどん増えてくる。 「AIを使えば楽になる」と思っていましたが、 現段階では、実際のところ真逆なのです。 それでも、コツコツと実践を続けていると、 確実に何かが変わっていくのを実感できます。 大変ですが、これはもう止めるわけにはいきません。 そんな取り組みの様子を、 Facebookやnote、Xで発信してきました。 還暦オーバーじいさんのAI格闘記 https://note.com/sawaguchi_ai それに注目していただいたことが、 今回の講演のご依頼へと繋がったのです。 AI活用については、 まだまだ初心者レベルではありますが、 ご期待にきっちりとお応えできるよう、 精一杯頑張ります。 ■ おすすめ動画 相続した実家、売る?貸す?住む?後悔しない判断基準を専門家が解説 https://youtu.be/BG8KFiJmNn4 ■ おすすめ記事 仙台のマンション価格は高すぎる?最新データで相場と買い時を解説 https://www.realestate-sendai.com/colum...

続く地震と、あの日の応急処置 ―― 住まいの耐震化を思う

このところ、地震が続いています。 今朝も5時21分、岩手県沖を震源とする最大震度5弱(M6.1)の地震がありました。 ちょうどPCで作業をしていたところで、ゆっくりとした揺れを感じ、思わず手を止めてしまいました。 ここ数日をふり返ってみると、 26日 22時29分 最大震度6弱(M5.6) 山梨県東部 26日 12時46分 最大震度4(M5.8) 千葉県北東部 25日 20時58分 最大震度4(M4.7) 岩手県沖 25日 7時30分 最大震度6強(M6.9) 岩手県沖 (出典:気象庁 地震情報より) と、各地で大きな揺れが相次いでいます。 思いたくはないのですが、「宮城でも大きな地震が来るのでは……」と、どうしても頭をよぎってしまいます。 余震の中で屋根に上った、あの日々 東日本大震災のとき、私たちは翌日から住宅被害の応急処置作業に動きました。 当時、多くのゼネコンやハウスメーカー、ビルダー、リフォーム業者さんは、社員を自宅待機させて、しばらく様子をうかがっていたそうです。被害規模の甚大さ、そして余震が続く状況を思えば、それが常識的な判断だったと思います。 それでも私たちは、揺れの続くなか、屋根へのブルーシート掛けや瓦礫の撤去など、なんとか住宅で生活できる状態に戻すための応急処置を続けました。 スタッフや職人さんたちが、本当に頑張ってくれました。みな自身も被災者であり、自宅の後片付けを後回しにしての作業です。応急処置についてはちょうど1ヶ月のあいだ、無償で対応しました。 活動を続けるには、ブルーシート、トラロープ、土のう袋、軍手、資材、ガソリン、食料といった物資を、ひたすら調達しなければなりません。全国の仲間たちから支援物資が送られてきて、本当に助けられました。 なかでも、いちばん苦労したのがガソリンです。社員や職人さんの通勤、そして現場を訪ねるための移動に、どうしても欠かせないものだったからです。 いま思い返すと、無茶なことばかりでした。 正直なところ、次は同じようにはできないだろうと思います。(えらい出費でもありましたし……) 「備えておく」ことの、難しさ その経験があるからこそ、私は耐震診断や耐震改修(耐震リフォーム)を、地道に積み重ね続けています。 ただ、お客さまにご提案しても、なかなか受け入れていただけない...

梅雨入りと、増える「すぐに何とかしたい」というご相談

20日に、宮城県もいよいよ梅雨入りしたそうです。 昨夜から今朝にかけて、何度か雨の様子を眺めていましたが、 しっとりと降り続くその姿に 「今年はちゃんとした梅雨になりそうだな」 と感じました。 梅雨のシーズンになると、雨漏れのお問い合わせはもちろんですが、 それ以外の意外なご相談も増えてきます。 家の中で過ごす時間が長くなるからでしょうか。 それとも、日が長くなって気持ちにゆとりが出てくるからでしょうか。 理由は分かりませんが、暮らしの中で「気になること」がふと目につく時期なのかもしれません。 そしてこの時期に多いのが、 「とにかく早く解決してほしい」という強いご要望です。 ご依頼いただいても、工事にしても売却にしても、 すぐに片がつくものばかりではありません。 それでも、いざ決断したからには一日でも早く終わらせたい——そのお気持ちは、私自身よくよく分かります。 加えて今は、ナフサショックの影響も続いています。 建材や資材の調達に時間がかかり、例年以上にお待たせしてしまう場面も少なくありません。心苦しいところですが、こうした事情もどうかご理解いただけたらと思います。 梅雨に台風が重なって、 風水害や土砂災害といった大きな被害が出ないことを、今はただ祈るばかりです。 皆さまも、どうぞ足元にお気をつけてお過ごしください。

先日、鵜飼(うかい)を観覧してきました。

篝火(かがりび)を燃やしながら川を進む鵜舟。 鵜匠(うしょう)は現在6名で、いずれも宮内庁に任命された方々だそうです。 ひとりで最大12羽もの鵜を操ると聞いて驚きましたが、 なにしろ動きが速く、 結局何羽いたのか数えることはできませんでした。 その鵜舟は、高野槙(コウヤマキ)の板を舟釘でつないで作られているとのこと。 恥ずかしながら、高野槙という木があることを初めて知りました。 耐久性がとても高く、昔から浴槽などにも使われてきた材だそうです。 水とともにある暮らしの道具に、自然と選ばれてきたのですね。 岐阜への行き帰りに乗った東北新幹線は、 なんと往復ともに東京ディズニーシー25周年のラッピング車両でした。 狙ったわけではなく、まったくの偶然です。 構内と車内には、子どもや女性がワクワクしているような華やいだ雰囲気が漂っていて、 写真を撮っている人もたくさん。 私もついつられて、とりあえず一枚撮ってしまいました。 出張の間は半袖で十分な陽気でしたが、 仙台に帰ってくると、ほんの少し肌寒さを感じました。 同じ季節でも、土地が変わると体に伝わる空気がこんなに違うのだと、あらためて実感します。 さて、これからいよいよ梅雨に入っていきます。 そして梅雨が明ければ、本格的な暑い夏。 今やエアコンは欠かせないアイテムですが、 その時期になると 「エアコンをつけても涼しくならない」 というご相談が入ってきます。 じつは、エアコンの故障ではない場合も少なくありません。 暑い日が少なかった昔の仙台と違い、 現代の仙台では、しっかり暑さ対策をした住宅でないと健康を損なう危険性が高くなっています。 室内が涼しくならない原因はさまざまですので、 私たちは「省エネ診断」をおすすめしています。 家の健康状態を知ることは、生活設計を見直し、 安全で安心な暮らしへとつなげていく第一歩です。 鵜飼の鵜舟が長く使える材で丁寧に作られているように、 住まいもまた、きちんと手をかけることで長く健やかに付き合っていけるのだと思います。 夏本番を迎える前に、一度ご自宅の「健康診断」、いかがでしょうか。

【警告】エアコン爆売れ中!2027年規制前の駆け込みで夏本番が危ない

最近、エアコンが「爆売れ」しています。 ほんの1ヶ月前までは、 こちらから情報提供をしてやっと反響をいただける程度でした。 しかし、ここ2週間ほどで状況が一変。 ニュースなどで「2027年エアコン規制」が報じられ始めたことがきっかけです。 この規制に伴って「今後、エアコン本体の価格が大幅に高くなる」という事実を知った方が急増したようです。 その結果、駆け込み需要が発生し、なんと2025年製エアコンの在庫が一気に減少してしまいました。 同業者に話を聞くと、どうやらこの現象は一部の地域だけでなく全国各地で発生しているようです。 本体の在庫不足もさることながら、 現在「エアコンの交換工事」も1ヶ月待ちという異常事態になっています。 この状況から推測すると、大変なのはこれからです。 梅雨が明けて夏本番を迎えた時期に、 万が一ご自宅のエアコンが故障してしまったら……。  メーカー修理がすぐに来てくれて、修理できればいいでしょうが、 部品がなく工事も来ないとなると、しばらく「過酷なエアコンなし生活」を強いられるご家庭が続出するかもしれません。 さらに、エアコン本体だけでなく配管材料などの部材価格も高騰を続けています。 寂しいですが、「格安でエアコン設置ができた時代」は、どうやら終焉を迎えてしまったようです。 もし「少しエアコンの調子が悪いな…」と感じている方がいたら、手遅れになる前に、一刻も早い点検や交換の検討をおすすめします! 【おすすめ動画】 【相続した実家】「売れる家」と「売れない家」の境界線とは?負動産を富動産に変える絶対条件 https://youtu.be/cYqGu58M3QE 【おすすめ記事】 仙台のマンション価格は高すぎる?最新データで相場と買い時を解説 https://www.realestate-sendai.com/column1131/ 仙台市の新築マンション価格はいつ下がる? 2026年の相場・金利・買い時を解説 https://www.realestate-sendai.com/column284/ 中古マンション購入前の配管チェック7項目|漏水・スラブ下配管で後悔しないために https://www.realestate-sendai.com/column107/ トイレの手洗いの水は飲める? 戸建て・マンションでは基本...

「勉強したくない…」との葛藤。社会人40年目、7つの資格更新と向き合う日々

学習意欲はあっても、 「できれば勉強したくない…」 という正直な気持ちと毎日向き合っています。 社会人になってから40年、 ずっと住宅関係の仕事に携わってきました。 これまで、実務に必要となる資格から、 持っていた方が良いと思える資格まで、数多くの資格を取得してきました。 それらの資格の中で、 実務を行う上で定期的(3年〜5年ごと)に更新が必要な資格が以下の7つあります。 1)一級建築士 2)宅地建物取引士 3)AFP(アフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナー) 4)住宅ローンアドバイザー 5)排水設備工事責任技術者 6)防犯設備士 7)公認 不動産コンサルティングマスター なぜこれほど定期的な更新が必要かというと、 法改正や税制改正、最新技術の動向など、 有資格者として実務を担う上で 「常に最新の情報を十分に理解していること」 が求められるからです。 1、2、3、7あたりは学習項目が重なる領域も多いのですが、 それぞれの専門分野における難易度は決して低くありません。 テキストを一読したくらいでは到底覚えられず、 毎回苦しんで います。 世の中には、ぱっと見ただけで大凡を理解できてしまう優秀な方もいて、 本当に憧れてしまいますね。 最近はAIが使えるようになり、 情報を調べたり知識を補完したりすることは格段に容易になりました。 しかし、 実務において最も重要な「勘所」については、 まだまだ人間の知恵と経験の領域 だと感じています。 知識を習得し、実践を通じて「自分のもの」として会得する。 この過程は決して避けて通れませんし、 そこにこそ、専門家としての自分の存在価値があることも分かっています。 だからこそ、「勉強したくない」という己の弱さと向き合いつつ、 「あと、もうちょっとだけ頑張ろう!」 と、毎日自分を鼓舞し続けています。 ■ おすすめ動画 【知らないと損】仙台郊外の相続した実家、解体はNG!新耐震基準物件を「古家付き」で高く売る戦略 https://youtu.be/_ykmxFKuYsQ ■ おすすめ記事 仙台のマンション価格は高すぎる?最新データで相場と買い時を解説 https://www.realestate-sendai.com/column1131/ 仙台市の新築マンショ...

【本命】目詰まりの日常と、眠れない夜の「方舟」

カオス化しているナフサショック。 最近、報道などでよく“目詰まり”という言葉を耳にします。 しかし、国もメディアも「一体どこで目詰まりが起きているのか」という肝心な部分を説明してくれません。 それでも現実の現場では、すでにさまざまな建設資材に影響が出始めており、その対応でバタバタと忙しさが増すばかりです。 そんな時こそ、体調を崩さないようにきっちりと睡眠時間を確保しなければならないのですが……昨夜はついつい、夜更かしをしてしまいました。 原因は、文庫本の『方舟』。 帯に書かれた「2025年 売れた本 1位」という大きな見出しに惹かれて読み始めたのですが、これが失敗(いえ、大正解?)でした。 ページをめくるたびに、どんどん小説の世界へと引きずり込まれていく感覚。 「先へ、先へ」と読み進めたくなる衝動が抑えられず、気がつけば時間を忘れて一気に完読してしまっていたのです。 寝不足の頭を抱えつつも、あのスリリングな読後感の余韻に浸る朝。 皆さんも、面白い本の読み始めにはくれぐれもご注意ください。 【おすすめ動画】 【不動産売却】媒介契約の違いを完全解説! 専属専任・専任・一般、損しない選び方とは? https://youtu.be/DS8mNdp8kr8 【おすすめ記事】 仙台のマンション価格は高すぎる?最新データで相場と買い時を解説 https://www.realestate-sendai.com/column1131/ 仙台市の新築マンション価格はいつ下がる? 2026年の相場・金利・買い時を解説 https://www.realestate-sendai.com/column284/ 中古マンション購入前の配管チェック7項目|漏水・スラブ下配管で後悔しないために https://www.realestate-sendai.com/column107/ トイレの手洗いの水は飲める? 戸建て・マンションでは基本OK、ただし例外あり https://www.realestate-sendai.com/column556/ 宅建士証にシールが貼ってあるのは違法?住所欄を隠す理由と確認ポイント https://www.realestate-sendai.com/column417/ 【学習記録】 https://note.com/sawaguchi_ai