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続く地震と、あの日の応急処置 ―― 住まいの耐震化を思う






このところ、地震が続いています。

今朝も5時21分、岩手県沖を震源とする最大震度5弱(M6.1)の地震がありました。
ちょうどPCで作業をしていたところで、ゆっくりとした揺れを感じ、思わず手を止めてしまいました。

ここ数日をふり返ってみると、

  • 26日 22時29分 最大震度6弱(M5.6) 山梨県東部
  • 26日 12時46分 最大震度4(M5.8) 千葉県北東部
  • 25日 20時58分 最大震度4(M4.7) 岩手県沖
  • 25日 7時30分 最大震度6強(M6.9) 岩手県沖

(出典:気象庁 地震情報より)

と、各地で大きな揺れが相次いでいます。
思いたくはないのですが、「宮城でも大きな地震が来るのでは……」と、どうしても頭をよぎってしまいます。

余震の中で屋根に上った、あの日々

東日本大震災のとき、私たちは翌日から住宅被害の応急処置作業に動きました。

当時、多くのゼネコンやハウスメーカー、ビルダー、リフォーム業者さんは、社員を自宅待機させて、しばらく様子をうかがっていたそうです。被害規模の甚大さ、そして余震が続く状況を思えば、それが常識的な判断だったと思います。

それでも私たちは、揺れの続くなか、屋根へのブルーシート掛けや瓦礫の撤去など、なんとか住宅で生活できる状態に戻すための応急処置を続けました。
スタッフや職人さんたちが、本当に頑張ってくれました。みな自身も被災者であり、自宅の後片付けを後回しにしての作業です。応急処置についてはちょうど1ヶ月のあいだ、無償で対応しました。

活動を続けるには、ブルーシート、トラロープ、土のう袋、軍手、資材、ガソリン、食料といった物資を、ひたすら調達しなければなりません。全国の仲間たちから支援物資が送られてきて、本当に助けられました。
なかでも、いちばん苦労したのがガソリンです。社員や職人さんの通勤、そして現場を訪ねるための移動に、どうしても欠かせないものだったからです。

いま思い返すと、無茶なことばかりでした。
正直なところ、次は同じようにはできないだろうと思います。(えらい出費でもありましたし……)

「備えておく」ことの、難しさ

その経験があるからこそ、私は耐震診断や耐震改修(耐震リフォーム)を、地道に積み重ね続けています。

ただ、お客さまにご提案しても、なかなか受け入れていただけないのも事実です。
住まいの耐震化は、防災・減災のうえでとても大切なことだと考えていますが、現実はなかなか厳しい状況です。

地震が起きてからの対応が年々難しくなっていること。
そして、いざ大きな揺れに見舞われたときの被害を思うと――
やはり、「大地震は来ないでほしい」と、心から願ってしまうのです。

皆さまも、どうか日頃の備えと足元の安全を、いま一度ご確認ください。



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