33年前の平成3年1月21日に試験を受けて合格した
宮城県排水設備工事責任技術者
この資格は5年毎に資格の更新講習があります。
これまでは仙台国際センターなどの会場で
更新講習を受講していたのですが、
今回はインターネットを利用して動画視聴をしたのちに
自主講習実施確認シートの設問へ回答し
それが精査されて問題がなければ受講終了となるとのこと。
動画は約3時間
従来の会場受講の場合には半日以上の時間を要して
いたことを考えるとかなり負担軽減です。
ありがたや
ありがたや
です。
5年毎とは言っても会場受講での更新する時間を
確保することがかなり大変になってもいたので
更新しなくてもいいかなぁと思っていたので
大変助かりました。
動画視聴は日中でなく朝早くや夜に出来ることが
なお助かります。
ということでまだしばらく
宮城県排水設備工事責任技術者の資格を保有
しておくことにしました。
講習のメニューは
【技術講習①】
1.「下水道排水設備指針と解説」2016年度版の改正点
2.指定工事店制度と責任技術者の役割
3.排水設備施工等における不適切事例
【技術講習②】
1.宅地マス技術資料
2.施工の手引き
となっています。
この資格は何のためか
現在の住宅の多くは公共下水道へ
汚水は生活雑排水を放流しています。
また、最近は集中豪雨などによる
水害が多発していますが、雨水も
自然排水ばかりではなく雨水専用の
排水設備により河川などへ放流します。
下水と雨水を混ざらないように設備を
整える必要があるのです。
(公共下水の排除方式が分流式の場合)
排水設備工事責任技術者とは、工事作業を
する技能者のことではなく、排水設備
の設計や施工監理をするのが仕事です。
具体的な職務としては
1)設備等の新設等の工事に関する技術上の管理
2)設備等の新設等の工事に従事する者の技術上の指導監督
3)設備等の新設等の工事が排水設備等の設置及び構造に関する
法令の規定に適合していることの確認
4)法令に規定する検査の立ち合い
と定められています。
そのため排水設備工事責任技術者は
下水道法
廃棄物処理法
悪臭防止法
環境基本法
建築基準法
などの関係する法令を遵守して適切な
排水設備を施すことになります。
住宅の新築工事などの際に排水設備を施設する
のですが、その際には仙台市の場合には
仙台市下水道局へ申請手続きが必要となり、
その手続き等においても排水設備工事責任技術者が
担うことになります。
これっ結構大変なんです。
27歳の時に試験を受けて
まぁよく合格できたもんだなぁと
改めて思うところです。
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