子どもの頃、『本を読め』と
何度となく親に言われた様な・・・
読もうかと思うけれど
読めない漢字が出てくると
そこでストップ
意味わかんないし
ということで小学生の時に
まんまと読書嫌いになっていたのです。
夏休みの宿題で読書感想文などは、
最もやりたくない科目であり、
あらすじをさらっと書いておしまい
という感じでした。
それに感想文の書き方を教えられた
記憶がないし・・・
そんな読書嫌いだった自分だったのですが、
大学生の時に親友が片岡義男の小説を
いつも持ち歩いて、ちょっと暇があると
読んでいる姿を見ているうちに
ちょっと前に流行った
映画「スローなブギにしてくれ」
の原作者であることを知り
なんかかっこ良さそうだなぁと
興味を引かれ
本屋へ行ってしまったのです。
片岡義男のコーナーに
赤い背表紙の単行本がずらーって
並んでいて
こんなにあるんだぁと驚き、
いったいどれを読めば?
と思ったものの
やはりそこは
「スローなブギにしてくれ」
に決め、
薄かったし
(ページ数が少ない)
読み始めると
難しい漢字が少なく
流れるような文調で
主人公の生き様がかっこいいなぁと
感化されファンになってしまいました。
このように
20歳前の自分の読書への動機は
「かっこいい」
だったのです
読書するようになった切っ掛けが
そんな自分ですが
その後の人生の歩みにおける
様々な本との邂逅により
1日たりとも本を読まずにいられなく
なってしまいました
年間200冊読了が目標ですが、
昨年は118冊しか読めなかった
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