人間学を学ぶ月刊誌「致知」2025年2月号の
特集「2050年の日本を考える」の記事
「提言 日本を凜とした国にするために 明治に学ぶ2050年の日本をひらく道」
お茶の水女子大学名誉教授 藤原正彦氏の話に
読書の事がありました。
藤原家の曾祖父の代から
「本に埋もれて死ね」、
奥さんの祖父は
「一日に一頁も本を読まない人間は獣と同じだ」
と口癖だったとのこと。
いずれも過激な物言いで、
もし自分が祖父からそんなことを
言われていたらどんな反応をしただろう
と考えると、
ドン引き?
萎縮?
反発?
逃避?・・・いずれもかなと思ったりして。
でも、もしもそんな環境だったら、
もっと早くに読書の面白さに遭遇出来ただろうなと、
タラレバを考えてしまうのも自分。
そんなタラレバって良くないことみたいな
風潮もあるが、
安岡正篤先生の著書「人間をみがく_「小学」を読む」に
『私はすでに齢四十歳を過ぎました。
もし太陽をかえすことができるものならば、
今一度十歳くらいの少年になって学びたいと思う。』
と述べているのです。
これは読書に関する文脈の一遍。
この言葉に出会った時、何か嬉しい想いをしました。
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