こんにちは 住生活コンサルタントの 澤口司(一級建築士、宅地建物取引士、2級ファイナンシャルプランニング技能士)です。 本日は 『今はちょっと、ついてないだけ』伊吹有喜著 光文社文庫 を読んだことについて お伝えします。 伊吹有喜氏の著書を読むのが初めてです。 仙台市内の書店で文庫本の散策をしていた時に 平台にPop付きで目立つように置いて ありました。 ”ついてない” という言葉を目にしスルー その後、何度か見かけて とうとう持ち上げてしまったのです。 主人公立花浩樹は、 私よりちょっと年上 バブル期崩壊による転落した人生からの 新たなスタートへ向かう物語。 裏表紙の帯には 「仕事、家族、友情、恋愛。 人生はなかなかうまくいかない。 でも、きっとみんな、 今はちょっと、ついてないだけ。」 とあります。 そこには、様々な挫折を経験した 男女がからみだし敗者復活戦へと なっていきました。 自分自身の歩んで来た人生とは まったく違うのに なぜか共感が増殖していくのです。 そうしてこの物語にはまっていきました。 人生にはいろいろな出来事があり うまくいくことよりも うまくいかないことの方が多く だから共感したのだと思います。 壁にぶつかっている時に 気分転換するには うってつけの物語だと思います。 人との出会い、繋がり、絆、 そこに救いがあるようです。