ある建設業系の団体での会合にて
この4月から働き方改革による時間外労働の
上限規制が適用になる話題になりました。
現場作業に影響を及ぼすことであり、
そこにいた経営者のほとんどが
「これだっ!」
という対策を施せていない状況のまま
とうとうその日がやってきた
という感じになっていたのですが、
ある経営者が
「うちは影響ないよ」
という発言
誰もが「えっ?」
となり、
その理由を知りたいと思ったのです。
かなり前から残業がない施工管理に
しているからという話。
さらに詳しく話を聴いていくと
「うちは現場到着8時、5時終了を
徹底してきたから大丈夫なんだ」
と言うのです。
場はちょっと凍り付く雰囲気になりました。
「それって正社員さんの話ですよね?」
「会社に出勤してから現場へ行かれている
のですよね?」
正社員であり、複数名の職人さんが
1台の作業車にて現場へ向かうとのことでした。
現場への移動時間も勤務時間に含まれる
ことを伝えたのですが、
機嫌を悪くされてしまいました。
当社の場合、正社員の1日の勤務時間は
7時間35分です。
現場への行き帰りで平均的に約1時間、
現場によっては2時間になることも
あります。
移動時間1時間とすると
現場での作業時間は6時間35分です。
そして時間外労働時間の制限。
はっきりとした出口は見えていないものの
大きな課題に向き合いながら、解決の糸口を
見つけて改善、改革へ取り組んでいきます。
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