「パープル企業」とか「ゆるブラック企業」
という言葉を最近知りました。
一見ホワイト企業に見えるけれど、
やりがいや成長の機会がない企業のことだそうです。
そう言えば、名古屋から帰省してきた次女が
「会社の同期がほとんど残っていない」
と話していました。
彼女の勤務先は、誰もが知るような安定した企業です。
待遇も良く、ホワイト企業に位置づけられているのに
なぜか若手が次々と辞めていく。
彼らが去る理由は、「成長の実感を得たいから」だそうです。
2022年から中小企業にもパワハラ防止法が適用になり、
部下を厳しく叱ることが本当に難しくなりました。
取引先のメーカーさんや商社さんに
「若い社員への対応、どうされていますか?」
と聞いても、
みなさん「これだっ!」という正解をお持ちではなく、
中間管理職の方々は「触らぬ神に祟りなし」
というスタンスにならざるを得ないようです。
過剰なほど大切に扱われている若者たちは、
逆に「このままで自分は大丈夫なのか?」
と不安を抱えているのかもしれません。
当社もかつては、深夜まで仕事をするのが当たり前、
休日出勤も当然という猛烈な時期がありました。
今思えば大変な時代でしたが、 あの頃の泥臭い経験が、
今の私を作っているとも言えます。
時代は変わり、働きやすさは向上しました。
しかし、「働きやすさ」と「働きがい」は別物です。
法律を守りながらも、 若い人が「熱くなれる場」をどう作っていくか。
ホワイト企業を目指すあまり、
色が抜けて透明(空っぽ)にならないよう、
自戒を込めて会社作りを考え直している今日この頃です。

コメント
コメントを投稿