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『貫く教育』口伝・秘伝を明らかにする・・・とは

こんにちは
住生活コンサルタントの
澤口司(一級建築士、宅地建物取引士、2級ファイナンシャルプランニング技能士)です。


本日は

『貫く教育』幸福好忠著 東洋館出版社
















を読んだことについて
お伝えします。

著者の幸福好忠氏は
神戸市立長田中学校の
元校長とのことです。

神戸市長田区と言えば、
阪神淡路大震災の時に
給水の復旧支援作業に行った際に
毎日通った場所になります。

そんなご縁を感じながら
この本を読み始めました。


この「貫く教育」は、

第1章 教育への姿勢
第2章 教育への挑戦
第3章 教育への工夫
第4章 教育者の魅力
第5章 初任者へのアドバイス


に章立てされており
幸福氏が学年主任、教頭、校長時代の
日報等から抜粋し、
教師としてのあり方や取り組み方について
まとめたものになっています。


この本を読んで始めて知った言葉に
「指導困難高」
というのがあることです。

簡単に言えば
荒れている中学校
ということなのでしょう。


私が通った八乙女中学校は
入学当時1学年が13組もあるマンモス校
2年の時に南光台中学校が出来て分かれ
8組まで減ったものの
それでも生徒数が多い中学校でした。


そして2年時頃から
校内が荒れ始め
4歳年下の弟の頃には、
教室の窓ガラスが割られることなど
日常茶飯事になり
警察官が呼ばれることが
何度もあったようです。


そのような学校を
「指導困難高」
と呼ぶのではないかと推察します。



幸福氏が長田中学校の校長に赴任し
5年目の秋に持ちこたえられず
4ヵ月の入院をされたとのこと。

『教師は歓喜溢れるとき、
落胆のときと悲喜こもごもの
日々を過ごしながら、
気がつけば定年退職。
振り返ってみれば全力で
毎日仕事をこなしてきたが
何物も残っていない
その空しさに愕然とします。
やり通したことが
何も形として残ってはいないではないか』


とはじめに書かれています。


その思いが
この「貫く教育」という書名に
現れているのだろうし
内容を教師としての懊悩の
積み重ねのなかで
投げ出さず
逃げ出さずに
子供(生徒)達と向かい合い
教師達とも向き合い
幸福氏自身との闘いから
切り開き教師として
貫き続けてきた道を
感じさせられました。


あまりにも軽い表現になって
しまいますが
「教師って凄いなぁ!」
とただただ感じ入った本になります。

この本に出会えて幸せです。


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