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皇后杯 第40回全国女子駅伝 :読書「あい 永遠に在り」高田郁著

【皇后杯 第40回全国女子駅伝】

今日は、京都にて皇后杯 第40回全国
女子駅伝が開催されます。
都道府県対抗で各都道府県代表の
中学生から社会人までの選手によって
襷を繋いでいきます。

かつて娘(三女)も代表選手として
都路を走ったことがあり、引退して
もう走ることがないものの思い入れ
の高い競技として注目しています。


中学生の時には
バレーボール部に入っていたものの
1年生の時から駅伝大会の選手に選
ばれてから陸上競技にて活躍する
機会が与えられるようになりました。

その活躍に比例どころか
指数関数的に娘(三女)に対する
期待値を上げてしまい
『もっとできる』『速くなる』
みたいな根拠がない期待です。

本人の気持ちなど考慮せずに
押しつけばかりの
完璧な親バカです。


皇后杯 全国女子駅伝では
中学2年生の時から出場させて
もらえて、仕事の関係で2回しか
京都に応援にいけなかったのですが
観光では行くことのない京都の
街中を走り回りました。
とてもいい思い出であり
娘(三女)に感謝です。


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本日の読書については
「あい 永遠に在り」高田郁著 ハルキ文庫
















を読んだことについて
お伝えします。


江戸時代から明治時代を生きた
関寛斎という歴史上の人物を
この小説にて知りました。

主人公は、関寛斎の妻あいです。


関寛斎についての資料は色々と
残っているらしいのですが
妻あいについてはほとんどなく
著者が丁寧に調査して人物像を
浮かび上がらせた苦心作なのでしょう。

書名の「あい 永遠に在り」
永遠に在りとはなんなのか?

文庫本で425ページになる物語の
180ページに出てきます。

関寛斎、妻あいの人生に大きな
影響を与えた人物から
「人たる者の本文は、眼前に
あらずして、永遠に在り、と」
と言われた言葉であり、
それがクライマックスまで続く
激動の人生における夫婦それぞの
心の支えになっていたのです。


関寛斎は家督を子供に譲り古希を
過ぎてから北海道開拓へ行くこと
になり、その理由が「永遠に在り」
にあるのです。

財産もあって老後をのんびりと
過ごすのではなく、新たな人生へ
と踏み出す。
それも未開拓の地の北海道へ。

場所は十勝のトマムに近い地域の
原野を開拓。
小説の終盤なのでページ数は少ない
ものの、そこに関寛斎と妻あいそれ
ぞれの生き様が濃く現れているのです。


昨年、伯父が亡くなった際に
曾祖父と祖父が大正から昭和に
かけて北海道東部の厚岸にて
開拓民として入植して麦(大麦らしい?)
の栽培に成功させたことを
教えられました。

祖先が北海道開拓民だったことを
知って驚きと感激な思いをし、
自分の指向性、趣向性について
その血が影響していると腹落ちし
ていました。

そんな状態にあってこの小説にて
明治時代という先の話ではあり
ますが、北海道の原野を開拓する
厳しさが伝わってきました。

曾祖父や祖父、祖母が
想像に絶する環境の中で
日々を営んでいたのかと
改めて感じ入ったのです。

58歳になりましたが、
常に眼前の事柄に右往左往して
生き続けています。

「永遠に在り」
未来を見据えて他利に生きる。
小説ではありますが
実在した関寛斎と妻あいの
そんな生き方に感動しました。

主要参考文献として14冊が
記されています。その他にも
多数の文献を調べたそうです。
かなりの時間を費やしたこと
なのでしょう。

そのような時間を費やすこと
なく、この小説を読んだことで
美味しい部分を頂いたような
感じですね。

読書って本当に楽しいです。

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