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「致知」を読み、感想文を書く

人間学を学ぶ月刊誌「致知」に出会って

20年を過ぎています。

10数年前からスタッフにも「致知」を配布して

月に1度「社内木鶏会」と呼ばれる

感想文の発表会を行っていました。


月に1回とはいえ、

スタッフを集めて実施することが

難しくなり中断していました。


その結果、スタッフに配布されている

「致知」は積ん読になり、

しばらくしたら捨てられている

雰囲気でした。


月に1度でも「社内木鶏会」を開催していれば

課題の記事程度は読んでくれていたのが

まったく表紙を開くこともなく処分される

というのは、長年愛読してきた私にとっては

心が切り裂かれるような感じです。



そのような沈痛が続く中で

スタッフ全員が読まなくなった訳ではない


読むように促す何かを用意すれば状況が

変わってくるだろうと考えました。


毎月の「致知」には、

特集記事や連載記事が多数掲載されています。


その中のひとつの記事でも読んで

その感想文を書いて提出するよう

任意で求めたのです。


やがてポツリポツリと

実践するスタッフが出て来ました。


その感想文を読むと

社内木鶏会で発表されていた感想文よりも

しっかりとした内容が多かったことに

驚かされました。


かつて師と仰ぐ

故 伊與田覺先生に「大学」を学んだ際に

「読書百遍意自ずから通ずる」

ということわざがあるので

「大学」を百日間素読するようにと指導を

受けました。


百日間の素読をしました。

出来が悪いため、

それでは意味を理解することが

まったく出来ず、

それならばと千日の素読を目標に変え

実践しました。


これはかなり大変でした。


朝に声に出して素読をするため

子供達にもいろいろな反応があったようです。


そのような経験を経て

何かを掴めたと思います。


その経験から、スタッフへ

100日間連続で「致知」を読み

感想文を書くように指導しました。


数名がチャレンジするようになり

これまでに5名が達成しています。


このプロセスにおいて

感想文が変容することを

まざまざとスタッフ達に見せつけられました。


「致知」12月号は

「苦難にまさる教師なし」




という特集です。


当社は、幸いにも営業を継続できて

いますが、2月の住設機器受注停止から

コロナウイルス感染拡大の影響を受けて

います。


新しい社会へシフトしていく中で

様々な苦難に直面しており

スタッフ達も直面しています。


苦難を避けて楽な方へと心が動きたく

なるものですが、ここで変化せずに

いることが最も大きなリスクである

ことはスタッフ達も承知しています。


そのようなタイミングにあって

今月の特集は

必要必然だと思いました。

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