森信三先生が若かりし頃に
師から生涯5000冊の読書をするようにと
指導を受けていたことを知りました。
生涯に何冊読む
という目標を持っていないことに気づきました。
本を何冊読む
だから何なの?
それでどうなるの?
まぁどうでもよいことなのかもしれません。
私自身は、まだ答えにたどり着いて
いないので尊敬する方々から
口々に「本を読め」「本を読みなさい」と
言われた意味を追い求めるという
ところでしょうか。
読書録を2003年から記録するようになり、
その年は73冊読みました。
過去最高記録です。
それまでは、
読書録をつけるも
読書する習慣がないため
読む時もあれば
1カ月以上も本を手にすることがない
というような状態でした。
読書録をつけていくと
読書が愉しくなり
本を手にすることが増えていきました。
そうして年間73冊も読むと
年間100冊が目標になったのです。
翌年97冊
その次の年が52冊
100冊目標にしてから3年目の
2006年に105冊読み切って達成しました。
そんなこんなを経て
年間200冊読了が目標になりました。
年間200冊を達成したのは、
2008年 205冊
2011年 200冊
2013年 230冊
2014年 204冊
それ以降は200冊まで届いていません。
できない理由を
いつしか強固にしていたのです。
でも、今年は違います。
春先までは苦戦していましたが、
苦しくとも読むようになり
愉しんで読むことが増え
5月に21冊
6月に19冊
7月に23冊
という状況です。
このような状況にあり、
読書録を始めた2003年から
2020年までを通算してみると
2,664冊でした。
こうしてみると
結構読めていることが分かりました。
日々のすき間時間や
まとまった読書時間などの
積み重ねでここまで至る訳です。
5,000冊はまだ遠い先ですが、
俄然やる気が増しています。
年間200冊ならば
12年ちょっとで到達します。
決して無理なゴールではありません。
年間200冊という目標よりも
何倍も意欲を高める目標を
得るコトになりました。
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本日の読書については
「黄金の羅針盤」(下)フィリップ・プルマン著 新潮文庫
を読んだことについて
お伝えします。
上巻は、読み進めるのが
重くて苦労していたのですが、
下巻は状況が一変。
ファンタジー系は
指輪物語やハリー・ポッターのように
なんとなく中世の雰囲気が
イメージとして刷り込まれており
この「黄金の羅針盤」にも
断片的な記憶を結合させて
読み進めていたのですが、
下巻になって「黄金の羅針盤」
の世界観に思考が同調したような
感じでした。
上巻のようなままだったら
最後まで読めるかなぁ
という意識からページを
めくったのでしたが、
よかったです。
読書ってほんと楽しいですね。
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