【読書の回】
「三国志 一の巻 天狼の星」北方謙三著 ハルキ文庫
を読んだことについて
お伝えします。
「三国志」を知ったのは大学生の時
当時がマンガ大好きで
いろんな作家、ジャンルのマンガを
読みあさっていました。
そこで横山光輝著の「三国志」へと
至ったのです。
アルバイトの収入が入ると
3巻から5巻程度をまとめ買いして
2年ちょっとかけて全60巻を読んだ
のです。
当時は、中古本を手に入れるのが
簡単ではなかったので町の本屋さん
にて購入したものです。
マンガ代にかなりつぎ込んでいた
ので、もしも当時にBOOKOFFが
あったなら立ち読みしに毎日通った
ことでしょう。
そのようにして60巻をそろえた
マンガ「三国志」は10回以上読み返し
ました。
その後、吉川英治著の「三国志」全8
巻を読み、宮城谷昌光著の「三国志」
全12巻も読みました。
横山光輝著「三国志」
吉川英治著「三国志」
は「三国志演義」をベースの作品に
対して宮城谷昌光著「三国志」は
正史「三国志」をベースの作品。
前者は、次から次へと武将が出て
きての活躍に胸躍らせられますが、
後者の場合には曹操を中心に
淡々と物語が進んで行きます。
マンガですり込んできた「三国志」
の世界観とはまるっきり違う
宮城谷昌光著「三国志」に遭遇し
曹操に対するイメージが変わって
しまいました。
それで今度は北方謙三著「三国志」
に手をつけました。
第1巻しか読んでいませんが、北方
ワールドの「三国志」は、
また違った味わいです。
全13巻+読本
の14巻を味読していこうと考えて
います。
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