先週の日曜日に書いた
「植物図鑑」は
すでに映画として
公開されていたことを
昨日知ってしまった。
その瞬間
「あちゃちゃ・・・」
みたいな思いに。
それは
「映画化したら面白いでしょうね」
と書こうかと思ったことを
思い出したからだ。
さて、本日は
「歴史を応用する力」宮城谷昌光著 中公文庫
これは小説ではなく、
宮城谷昌光氏の小説に登場してくる
中国の歴史上の人物像についての解説や
元伊藤忠商事社長の丹羽宇一郎氏との
対談などである。
「小説は人生にとって必要か」
というテーマの話しもあった。
私は、小説が常に必要欠くべからずの
存在になっているので、
人生にとって必要なのかなど
深く考えることがなかった。
この本を読んで
浅いものの思考を巡らすことになった。
宮城谷氏は、
「芸術は、役に立とうが、
立つまいが、そうした利益を超越
したところに存在するものだ」
としている。
私自身は、社会人になってから
住宅建築の世界に浸かり続けている。
建築家と呼ばれる方々は、
芸術としての住宅建築を
創造しているのだが、
私は、一級建築士であるが
その領域にはまったく当てはまらない。
よって建築家ではない。
しかし、この本を読んで
ちょっと視点が変わりつつある。
それは、
建築家を目指そうということでない。
お客様に喜んでいただこうと
様々な改善活動をしているが、
欠けていたピースが埋まるかも
ということである。
歴史から何を学び、
人生にどう応用すべきかを
考えさせられた本であった。
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